Qlik AutoML を使用できるユーザー

AutoML リソースおよび特徴量へのユーザーのアクセスは、次によって制御されます。

• ユーザー資格

• 特定のセキュリティ ロールの割り当て

• User Default またはカスタム ロールを介して割り当てられた権限

• リソースが配置されているスペースへのアクセス

このヘルプ トピックでは、Qlik AutoML の一般的なアクションに適用されるアクセス制御について説明します。

ML 実験のアクセス制御

ML 実験の操作には、通常次の 2 種類のアクションが含まれます。

• ML 実験を一覧表示して開く

• ML 実験の作成、使用、管理

ML 実験を一覧表示して開く

ML 実験の作成、使用、管理

実験の作成、使用、管理には次のアクションが含まれます。

• ML 実験を作成する

• ML 実験を削除する

• ML 実験を編集する

• スペース間での ML 実験の移動

これらのアクションを実行するには、次が必要です。

• Professional 資格または Full User 資格

• Automl Experiment Contributor セキュリティ ロール

• 共有スペースでの実験の場合、ML 実験が配置されているスペース内の次のいずれかのスペース ロール。

  • 所有者 (スペースに対して)

  • 管理可能

  • 編集可能

スペース間を移動する場合、現在のスペースと移動先のスペースの両方で上記のいずれかのロールが必要です。

ML 展開と予測のアクセス制御

ML 展開と予測の操作には、通常次のアクションの種類が含まれます。

• ML 展開を一覧表示して開く

• モデル展開と ML 展開の作成

• ML 展開の管理

• 予測の実行

• モデル承認

ML 展開を一覧表示して開く

ML 展開を一覧表示して開くには、次が必要です。

• Professional 資格または Full User 資格

• Automl Experiment Contributor または Automl Deployment Contributor セキュリティ ロール

• 共有スペースでの ML 展開の場合、ML 実験が配置されているスペース内の次のいずれかのスペース ロール。

  • 所有者 (スペースに対して)

  • 管理可能

  • 編集可能

• 管理スペースでの ML 展開の場合、ML 実験が配置されているスペース内の次のいずれかのスペース ロール。

  • 所有者 (スペースに対して)

  • 管理可能

モデル展開と ML 展開の作成

ML 展開の管理

ML 展開の管理には、次のアクションが含まれます。

• ML 展開を削除する

• ML 展開を複製する

• ML 展開の詳細を編集する

• バッチ予測構成の作成、編集、削除、所有者の変更

• 予測スケジュールの作成、編集、削除

• ML 展開でのモデル エイリアスの作成、名前の変更、削除

• スペース間での ML 展開の移動

これらのアクションを実行するには、次が必要です。

• Professional 資格または Full User 資格

• Automl Deployment Contributor セキュリティ ロール

• ML 展開のスペースで必要なスペース ロール (または、スペース間を移動する場合、現在のスペースと宛先スペース)

  • 共有スペースでの展開の場合は、次のいずれかが必要です。

    • 所有者 (スペースに対して)

    • 管理可能

    • 編集可能

  • 管理スペースでの展開の場合は、次のいずれかが必要です。

    • 所有者 (スペースに対して)

    • 管理可能

予測の実行

予測は、バッチ予測 (予測構成から) またはリアルタイム予測として実行できます。Qlik AutoML コネクタを使用して予測を実行することもできます。予測を実行する方法に関係なく、必要な権限は同じです。スケジュールされたバッチ予測の場合、予測構成の所有者に対する要件もあります。「予測構成の所有権」を参照してください。

Professional、Full User、Analyzer の権限を持つユーザーは、予測を実行できます。

Professional 資格または Full User 資格

Professional 資格または Full User 資格 のユーザーとして予測を実行するには、次が必要です。

• Automl Deployment Contributor セキュリティ ロール

• ML 展開のスペースで必要なスペース ロール

  • 共有スペースでの展開の場合は、次のいずれかが必要です。

    • 所有者 (スペースに対して)

    • 管理可能

    • 編集可能

    • データ消費可能

  • 管理スペースでの展開の場合は、次のいずれかが必要です。

    • 所有者 (スペースに対して)

    • 管理可能

    • データ消費可能

Analyzer 資格

Analyzer 資格 のユーザーとして予測を実行するには、次が必要です。

• Automl Deployment Contributor セキュリティ ロール

• ML 展開のスペースで必要なスペース ロール

  • 共有スペースでの展開の場合は、次のいずれかが必要です。

    • 所有者 (スペースに対して)

    • データ消費可能

  • 管理スペースでの展開の場合は、次のいずれかが必要です。

    • 所有者 (スペースに対して)

    • データ消費可能

モデル承認

ML 展開内でモデルをアクティブ化および非アクティブ化するには、次が必要です。

• Professional 資格または Full User 資格

• Automl Deployment Contributor セキュリティ ロール

• ML 展開のスペースで必要なスペース ロール

  • 共有スペースでの展開の場合は、次のいずれかが必要です。

    • 所有者 (スペースに対して)

    • 管理可能

    • 編集可能

  • 管理スペースでの展開の場合は、次のいずれかが必要です。

    • 所有者 (スペースに対して)

    • 管理可能

• [テナント内の自分の AutoML モデルを承認または拒否] の権限が、次のいずれかで [許可] に設定されている。

  • User Default 設定 (すべてのユーザーに影響)

  • カスタム ロール (カスタム ロールを持つユーザーにのみ影響)

モデル承認の詳細については、「展開されたモデルの承認」を参照してください。

実験と ML 展開の管理

Analytics または Insights アクティビティ センターからの管理

Analytics または Insights アクティビティ センターでは、テナント管理者と分析管理者は、追加のセキュリティ ロールやスペース権限なしで、次のアクションを実行できます。

• スペース内のすべての実験と ML 展開を表示する

• 実験と ML 展開を削除する (別のユーザーの個人スペースから、テナント管理者のみがこれらのアセットを削除できます)

その他のアクションについては、管理者は次のような特定の権限を要求する場合があります。

• スペース ロール

• User Default およびカスタム ロールを介して割り当てられた権限

Administration アクティビティ センターからの管理

Administration アクティビティ センターから、テナント管理者、分析管理者、および特定の権限を持つユーザーが AutoML を管理できます。

各管理者の詳細および特定の権限については、「Qlik AutoML の管理」および「管理者としてモデル承認を操作する」を参照してください。